映画監督兼俳優の故ロブ・ライナー氏、生前披露した演技でエミー賞の「ゲスト男優賞」候補に

ハリウッドの伝説的な監督であり俳優の故ロブ・ライナー氏が死後エミー賞にノミネートされた。
アメリカの芸能界で最高の権威を誇るエミー賞側が最近、候補者のリストを発表した。故ライナー氏はFXドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン4での演技によりコメディシリーズ部門のゲスト男優賞にノミネートされた。
故ライナー氏はこの作品でレストラン経営コンサルタントのアルバート・シュヌール役を演じた。故人はエブラハイム(エドウィン・リー・ギブソン扮)にフランチャイズ事業運営に関するアドバイスをする人物として登場し、短いながらも強烈な印象を残した。
今回の候補指名は故ライナー氏にとって特別な意味を持つ。故人は1978年にシットコム『オール・イン・ザ・ファミリー』でマイケル・ミートヘッド・スティヴィック役としてエミー賞の助演男優賞を受賞して以来、実に48年ぶりに演技部門候補として再び名を連ねることとなった。故人は1972年に初めてその作品でエミー賞の候補に選ばれて以来、合計5回ノミネートされ、2回の受賞を果たした。
そして、故ライナー氏は昨年ドキュメンタリー『アルバート・ブルックス/ディフェンディング・マイ・ライフ』で監督賞とプロデューサー賞候補にも選ばれ、長年にわたる創作活動が認められた。
故ライナー氏の最後のスクリーン出演作も遅ればせながら公開された。故人はHBOの歴史風刺コメディシリーズ『人生、ラリー、そして不幸の追求』に、アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントン役でゲスト出演した。
今月3日(現地時間)にアメリカで放送された放映分で故ライナー氏はひげをきれいに剃り、ワシントンに扮して登場した。特にドナルド・トランプ大統領を風刺する内容のコーナーで、ワシントンが3選に挑戦しないという演説をするシーンを披露し話題を呼んだ。
演出を担当したジェフ・シェイファー監督は海外メディアのバラエティとのインタビューで「このゲスト出演はライナーさんが亡くなる1か月前に撮影された」と述べ、「日頃からトランプ大統領を強く批判していた彼が最後の瞬間まで自身のユーモアと信念を示すことができた作品だ」と語った。
故ライナー氏は映画『ミザリー』、『恋人たちの予感』、『プリンセス・ブライド・ストーリー』、『スパイナル・タップ』の演出を手がけ、ハリウッドを代表する監督としての地位を確立した。しかし故人は昨年12月14日(現地時間)に妻ミシェルと共にロサンゼルスの自宅で遺体で発見された。ロサンゼルス郡検視局は二人の死因を多発性凶器損傷による「他殺」と発表し、事件に関連して息子ニック・ライナーがこの二人を殺害した容疑で1級殺人2件で起訴され衝撃が走った。現在ライナー夫妻の死亡事件の裁判は継続中だとされている。









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