中華圏トップスターのワン・リーホン、負傷にもかかわらず3時間の公演を完走

中華圏のトップスター、ワン・リーホン(50)がコンサート中にステージから転落し負傷した。
海外メディアETtodayによると、ワン・リーホンは今月4日(現地時間)に中国成都東安湖体育公園主競技場で行われたワールドツアー「The Best Place II」の公演中、ステージ事故に遭った。
事故は公演オープニング曲「天地龍鱗」を歌っている最中に発生した。空中からステージに降りた彼は、床に残っていた安全ワイヤー(ハーネス)に足が引っかかり、バランスを失って転倒し、左の顔と耳をステージの金属階段に強くぶつけた。その衝撃でインイヤーモニターも弾き飛ばされ、顔と耳から血が流れる危険な事態となった。
スタッフの応急処置を受けたワン・リーホンは、耳から血が喉まで流れ落ちる状況でも再びステージに上がり、約3時間の公演を完走した。左耳にはもうインイヤーを装着できず、右耳だけに頼って公演を続けたという。
公演後すぐに病院に搬送された彼は、自身のSNSアカウントを通じて「耳を復元するのに27針、顔の傷を縫合するのに12針、合計39針を縫った」と明かした。
幸いにもコンピュータ断層撮影の結果、脳と頭蓋骨には異常がないことが確認された。ワン・リーホンは「ステージ上では4万人以上のファンの前で公演しているという思いだけで、痛みも感じなかった」とし、「多くの愛と応援に感謝する。無事で本当に良かった」とファンを安心させた。
所属事務所もコメントを発表し「ワン・リーホンは長い間公演を待っていた観客との約束を守るため、公演を最後まで続けた」と述べた。続けて「初期調査の結果、ワイヤー操作過程の問題で事故が発生したと把握しており、関係者に対する内部調査を進めるとともに、ステージの安全システム全般を再点検している」と説明した。
そして、「医療スタッフと協議した結果、公演可能な状態であると判断され、今月5日に成都で予定されている最後の公演も予定通り行う」と付け加えた。
ワン・リーホンは1976年アメリカ・ニューヨーク州のロチェスターで生まれた台湾系アメリカ人の歌手であり俳優兼プロデューサーだ。1995年に1stフルアルバム『情敵貝多芬』で19歳でデビューし、中華圏最高権威の音楽賞である「金曲奨」で最優秀男性歌手賞を4回受賞した。多数のヒット曲を発表し、映画『ラスト、コーション』や『ラスト・ソルジャー』などにも出演し、俳優としても活躍している。








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